FIAT500×Snowscape

那須高原にあるHEIWAGO NATURE FIELDへ向かう途中で可愛らしい1台に目がとまりました。

1977年製のFIAT500。通称チンクェチェント(Cinquecento)。バニライエローの小ぶりなボディーが真っ白な雪の中でひときわ目立っていました。

ボンネットに積もった雪がまるで綿帽子を被った子犬のようです。ちなみにこの車体は映画「ルパン3世 カリオストロの城」でルパンの愛車と同じカラーだった気がします。

真横からのフォルムもイタリア人のデザインセンスの良さが際立っていますが、何と言っても那須高原でこの1台を乗りこなすオーナーのワクワク感が肌に伝わってきます。

479cc・15PSの空冷エンジンは最高速度95㎞をたたき出します。

愛らしいヒップラインも魅力的です。

丸目2灯の小ぶりなヘッドライトがキュート感を更に演出します。

ベビーフェイスをぐっと引き締めるFIATの赤のエンブレムも何だか自慢気です。

春になったら那須ナンバーのチンクェチェントでお出かけ。このキュートさに那須街道をすれ違う観光客の車が振り向くこと請け合いです。ちょっとおしゃれをして素敵なLADYがステアリングを握れば映画のワンシーンの完成です。

小粋な車と那須高原。HEIWAGO NATURE FIELDの別荘へそんなドライブも悪くはありません。